間違った・むち打ち治療

間違った・むち打ち治療

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有効なむち打ち治療とは

 交通事故による外傷性頚部症候群(いわゆる、むち打ち)の治療は、交通事故後2週間程度経過した時点でリハビリを開始することが有効な治療方法であるとされています。
 しかしながら、交通事故による外傷性頚部症候群の治療においては、そもそもリハビリを行わない病院も少なくありません。
 その結果、治療期間が延び、場合によっては、治癒しないことも少なくないのです。

不適切な治療の原因

 このようは不適切な治療がなされる理由は様々あると思いますが、単に医師の知識不足から生じるものとは考え難いでしょう。
 なぜなら、多くの医師は、外傷性頚部症候群の治療においてはリハビリが有効な治療方法であることを知っているからです。
 実際、整形外科学会のホームページにおいて、外傷性頚部症候群の治療については、
 「骨折や脱臼がなければ、受傷後2-4週間の安静の後は頚椎を動かすことが痛みの長期化の予防となります。安静期間はできるだけ短い方がよいでしょう。慢性期には安静や生活制限は行わず、ストレッチを中心とした体操をしっかり行うことが最良の治療となります。」
 と紹介されています。
 しかし、交通事故による外傷性頚部症候群の治療において、医師がリハビリ治療を選択したがらないのが実情です。
 その原因の一つは、保険会社の存在ではないでしょうか?
 リハビリ治療は理学療法士によって実施される必要がありますが、理学療法士を使ってリハビリを行った場合、それ相応の治療費が必要となり、電気治療などと比較して高額になるのが通常です。
 交通事故の治療費は多くの場合保険会社が立替て支払っていますが、医師が、リハビリ治療を選択すると、保険会社に治療費を支払って貰えなかったり、リハビリの費用が高額であるとの指摘を受けるなど保険会社とのトラブルに巻き込まれる可能性が高まるのです。
 そこで、多くの医師は保険会社とのトラブルを避けることを優先し、リハビリ治療が有効な治療であると分かりつつリハビリ治療を選択することを断念するのではないでしょうか?
 そのことによる最大の犠牲者は、交通事故の被害者です。
 交通事故で被害に遭ったにもかかわらず医学的にもっとも有効であるとされているリハビリ治療を受けれないのです。
 とくはらクリニックでは、交通事故による外傷性頚部症候群の治療においてもリハビリ治療を行っております。

守口で交通事故に遭った方へ

 守口市周辺で交通事故に遭われ、確実な治療を受けることが出来る病院をお探しの方、交通事故に強い弁護士をお探しの方は、交通事故後1日も早く、守口・交通事故総合相談センターにご相談下さい。